【PS3】ACE:R レビュー

ACE:R

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まず総評。55点。糞ゲーとは言わないまでも物凄いガッカリゲー。今までのシリーズに比べるとどうしてこーなったってレベルの作品。とりあえず良かった点を箇条書き

・カスタムサントラ対応
・ハイパーブーストによるスピード感
・昨今の人気どころを集めた参戦作品
シリーズでは一番のグラフィック

以上

悪かった所を上げるならばもうなんか全体的に悪かった。
(悪かった点を上げるとグチグチながったらしくなるので詳しく知りたい方だけ続きを読むで。)

本当にあまりに酷いガッカリゲー。従来シリーズや開発であるフロムソフトのノウハウが全然活かされてなかったように感じます。救いがあるのは参戦ラインナップ。まともにゲーム化してないしされる事もないだろうロボット達を操作して遊ぶ事ができる、それだけでもそれなりの価値はあると思います。ただフルプライスで買うのは正直あまりオススメしたくない。更にカッコよくてやり応えのあるロボットアクションをやりたい、という方には絶対オススメできません

参戦作品の中に好きな機体がある、という方はワゴンに積まれてるなり中古で5000きったら手を出してみるのもありかもしれない。そんな作品です。

ダメだった部分内訳


とりあえずまずは操作性、初期設定では見当違いの方にばかり飛んで行くロックオン。ロックオンボタンを押すと目の前の敵すらスルーしてはるか後方にいる敵をどんどんロックオンしていく糞ロックオン設定。設定を変えることで幾らかマシになるとは言えそれでも思うようにロックオンは出来ず。地味にストレスを溜められます・・・がまぁ基本雑魚をどんどん潰してロックオン対象を減らせばいいんで個人的にはそこまで問題も無かったんですけどね。ただボス戦などで矯正的にボスのほうを向かされるロックオンだけはなんとかしてほしいとは思いましたが。


続いてブーストシステム。この手のジャンル、アクションシューティングと言えば恒例にもなりつつあるブースト。ただの移動や高速で移動可能なブーストを使い分ける事で敵からの被弾を避け、自分の攻撃を当てるというのがこの手のゲームの魅せ所なわけですが、今作において存在するのは短い距離を瞬時に移動する回数性の回避行動と、同ボタンを押し続けで出すことができる直線的なハイパーブーストのみ。ハイパーブーストによる疾走感はシリーズでも随一のスピード感を感じる事が出来充分にありだとは思います、が、普通のブーストをなくすってのは正直どうかと。おかげさまで敵との距離感の調整に回避行動をひたすら連打、ボフッ ボフッ ボフッ 見ててハッキリ言ってかっこ悪いとしか思えない、折角のカッコイイ機体達が台無しです。普通にブーストちょい押しで回避行動、押しっぱなしでブースト、加えて何らかの操作でハイパーブーストみたいなシステムにすればよかったと思うんですけどね。どうしてこうなった


他にも攻撃面での数々の改悪。例えば格闘攻撃、従来シリーズよりも強く当てやすく使いやすくなった格闘攻撃ではあるものの、今作に出てくる大型のボスは触れると跳ねるトランポリンアーマーというあまりこの手のゲームでは見ることのない謎なアーマーを所持しております。そのため格闘攻撃をしようと近づくたびに触れては飛ばされ触れては飛ばされの繰り返し。必然的に格闘攻撃メインの機体であっても射撃攻撃を使う事を余儀なくされると言った仕様。この仕様はハッキリ言って糞の一言、これ以外の言葉が見つかりません。格闘攻撃メインの機体を使っていても自由に遊ばせる事が出来ず、必然的に射撃が使いやすい機体がバランス的に非常に有利。バランスの偏りの原因の一端にもなっております。なんかもうどうしてこうなった
コマンドにより出せる数が増えたのは○としても↑↓D(ディレイ(笑))とかワケわからないコマンドより方向キー入力しながらのボタン入力で行動が分岐、コマンドの難しさで能力決めるんじゃなく範囲や攻撃速度、威力と言った部分で差別化すればよかったんじゃないでしょうか。


加えて射撃武器の連射性能の差。今作では射撃武器にもタイプがあり、一部機体の射撃ではタイミングよくボタンを押さなければ連射が出来ないといった仕様。回避織り交ぜた操作中にんな器用な真似できる奴がそんなにいるかよって言いたくなります
製作サイドとしてはプレイヤーの技術的要因が絡む余地として用意した要素かもしれませんが、出来たところでそう面白くもないのが本音。目押し自体は否定しませんがせめて目押しが出きなくてもまともに戦えるバランス、目押しが出来れば更に有利になる、そんなバランスにしておけばよかったと思うんですけどね。考えたスタッフはアホかバカかその両方のどれかかと


従来の武器の使用回数制限をとっぱらい新たに導入されたテンションシステム、戦闘中に行った行動によってテンションゲージが増加しこれを消費して武装を使うといったシステム。開発者曰く「複数の武装を使ってほしいため」導入したとの事ですが効果は真逆、限られたテンションをいかに有効に使うかが重要となり逆に余分な武装を使えない枷となってしまっております。全部の消費量が均一であるならまだともかく、一見範囲も高く威力もつよそうに見える武装であっても消費テンションの少ない技を複数回使ったほうが効率がいい事がしばしば。というか消費テンションの多い技は軒並み演出が長く発生が遅い、準備してる間に敵が効果範囲から逃げているなんて事なんてしょっちゅう。せめて演出中は時を止めるなりしろよって。無防備に止まっている時間が長いため敵からの被弾ダメもバカになりません。せめて時間止まってくれてればテンションによる所謂必殺技的な物は個人的には歓迎だったんですけどね。この辺は本当にガッカリゲー。


他にも原作シナリオの一切ない参戦作品や逆にシナリオに絡みまくった某時空少女、話題のNSM(Not Skip Movie)などなど不満点は多くありますが上げてるとキリがない。とりあえず私が非常に気になるゲームシステム部分は主に上記の通り、改善点はまだまだまだあったハズなのにどうしてこんな出来で世に出したのか。全体的に漂う手抜き臭。
カスタムサントラ対応はこのゲームで最も褒める部分ではあるかもしれませんが、正直ここまでガッカリさせられるとテーマソングを入れる版権やらなにやらの金ケチるために導入したと考えたほうがよっぽど納得できる。グラフィックにしても従来よりは上とは言え次世代機で言えば中くらい。参戦作品にしたって人気どころを集めてプレイヤーに応えようとしたのではなく、ゲームとしての出来をごまかすためのラインナップじゃない? とか邪推してしまいます。

従来だってそこまでゲームとして完成されてたわけではありません。ありませんがそれなりにでもキャラゲーとして良い物にはなっていたとは思います。ただ今回はそれなりにでも良い物を作ろう、というこだわりが全然見えなかったのが本当に残念で残念でしょうがない。次回があるならば今回のような荒削りな作品ではなく、フロムなりのこだわりが見える作品になる事を期待したいところです。

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コメント

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同感

ガッカリゲーに実に同感。
すべてバンプレストが一枚噛んできたのが原因だと思います。
ACEの売りだった根幹にAC臭漂う尖ったシナリオも
スパロボでおなじみの原作無理やり寄せ集めたパッチワークシナリオに成り下がっていたのが
今作の一番のショックでした。

↑むしろフロム臭がすごいんだけど

なかなか新作が出てこない

ポータブル発売以降、ぜんぜん新作の話が出てこないです。スパロボは未だに続いているのに。
このゲームでいろいろと操作したいロボットがいくつもあるのにと未だに考えてしまう。Rではコードギアスとアクエリオンが出たからかなり興味を惹かれた。
『ガンダム00、ガンダムAGE、Gのレコンギスタ、ターンAガンダム、ヴァンドレッド、銀河機攻隊マジェスティックプリンス、革命機ヴァルヴレイヴ、白銀の意思アルジェヴォルン、鉄のラインバレル、シドニアの騎士、アクエリオンEVOL、アクエリオンロゴス、コードギアス~亡国のアギト~、エウレカセブンAO、ゼーガペイン、アルドノア・ゼロ、バディ・コンプレックス、輪廻のラグランジェ、トータルイクリプス、シュヴァルツェスマーケン、マブラブ・オルタネイティブ、JINKI EXTEND Re:VISION』

もし新作出るなら、これらを加えてほしいです。
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